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宅建試験案内

1.宅建試験は“どこが”実施しているの?

都道府県知事が,都道府県ごとに実施する…という“建前”ですが,
実際には,
国土交通大臣が指定した指定試験機関(「財団法人 不動産適正取引推進機構」という団体が“試験団体”として指定されています…)が,
昭和63年度から,都道府県知事の委任を受けて“全国統一”で実施しているため,
事実上の“国家試験”となっています。

2.宅建試験は“だれが”作成しているの?

試験問題を作成している人(「試験委員」と呼ばれます…)は,
試験団体から,毎年,公表されています。

ちなみに,
平成23年度の試験委員(計26名)の内訳は…
●弁護士 2名
●大学教授 1名
●官僚・地方公務員等 23名

…となっており,“官僚・地方公務員”などの“お役人さん”が多数を占めるのが,
大きな特徴となっています。

弁護士などの“実務家”や,大学教授などの“学者さん”が試験委員の多数を占める資格試験の場合,
試験委員が“ガラッ”と変わってしまうと,
試験の傾向自体も大きく様変わりしてしまう…といったことがよくおきますが,
宅建試験の場合,
“お役人さん”が作成した問題については,
“先輩のお役人さん”が作成した過去問を尊重する傾向があるようで,
過去問を踏襲した問題が,例年,数多く出題されています。

その点で,
宅建試験は,“試験傾向の変動リスクが比較的低い…”試験であるといえます。

3.宅建試験は“どんな方式”で出題されるの?

4つの選択肢の中から“1つだけ”答えを選ぶ…4肢択一方式の試験となっており,
“記述式”の問題は出題されません。

そのため,答えはすべてマークシートに記入する方式となっています。

また,
筆記試験”のみで,面接などの“口述試験”は実施されません。

4.宅建試験は“何問を,何時間で…”解くの?

4肢択一の問題が,50問出題されます。
これを,たったの2時間で解くことになりますので,結構スピードが要求されます。

なお,
登録講習修了者(いわゆる“5点免除者”)については,45問となり,
試験時間も,1時間50分に短縮されます。

この“登録講習修了者”とは,
宅地建物取引業に従事している人で,
国土交通大臣の登録を受けた者(「登録講習機関」と呼ばれます…)が行う一定の講習(いわゆる“5点免除講習”)を修了した人のことを指します。

登録講習修了者は,
登録講習の修了試験に合格した日から3年以内に行われる試験を受けようとする場合には,
試験の一部(5問分)が免除されることになっています。

5.宅建試験は“どんな内容”が出るの?

宅地建物取引業に関する“実用的な知識”を有するかどうか…の判定に基準が置かれており,
おおむね次の内容から出題されます。

出題分野 出題数
1.土地の形質,地積,地目及び種別並びに建物の形質,構造及び種別に関すること。2問
2.土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること(権利関係)。14問
3.土地及び建物についての法令上の制限に関すること。8問
4.宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。2問
5.宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。3問
6.宅地及び建物の価格の評定に関すること。1問
7.宅地建物取引業法(宅建業法)及び同法の関係法令に関すること。20問

上記のうち,2・3・7の3分野で,出題数の“8割以上”を占めていることがわかります。
そこで,この3分野は“主要3分野”などと呼ばれています。

かつては,
この“主要3分野だけ勉強すれば合格できた…”時代もありますが,
現在は,他のマイナーな分野も“ある程度”得点しないと合格できない試験になっています。

6.宅建試験は“だれでも”受験できるの?

かつては,
一定の受験資格がありましたが,
現在の宅建試験では,
年齢・学歴・国籍等の制約は,とくにありません。

したがって,
誰でも受験することができます。

7.宅建試験は“いつ”実施されるの?

宅建試験は,
毎年1回,10月第3日曜日に実施されます。

宅建試験の実施公告は,
例年,6月第1週の金曜日に,試験団体から行われることになっていますので,
実際の試験日は,この公告により正式発表されることになります。
 ※ 発表があり次第,当サイトでも,「Information」のコーナーで告知いたします。

8.宅建試験は“いくら”支払えば受験できるの?

宅建試験の受験手数料は,
現在,7,000円となっています。

決して安い手数料ではないので,
受験すると決めたら,絶対に“合格”しましょう(^^)。

なお,
いったん払い込んだ受験手数料は,申込書が受理されなかった場合を除いて,
試験団体から返還されることはないので,ご注意ください。

9.宅建試験の“合格発表は,いつ”実施されるの?

宅建試験の合格発表は,
原則として,毎年,12月第1水曜日または11月最終水曜日に,
都道府県ごとに発表されることになっています。

10.以下に,宅建試験の“おおまかな流れ”をまとめておきます。

試験案内の掲載・配布インターネット試験団体のホームページに掲載されます。
(例年:7月1日~7月15日
郵送各都道府県ごとに,指定の場所で配布されます。
(例年:7月1日~7月31日
受験申込の受付インターネット例年:7月1日~7月15日
郵送例年:7月1日~7月31日
受験票の送付例年:9月末頃
試験の実施例年:10月第3日曜日
合格者の発表例年:12月第1水曜日または11月最終水曜日
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